2008 第34回あやべ盆おどり大会
西町アイ・タウンで行われた「第34回あやべ盆おどり大会」を取材してきた。雨が心配されたが降らずにもった。市内から18連:450人余りの出場となり盛大に行われた。 資料: あやべ市民新聞 on web より http://city-news.ayabe.ne.jp/ayabeodori/ayabeodori_top.htm 「綾部踊り」踊ってみませんか 保存会 綾部踊りの基本動作を写真で紹介 綾部踊りは、鳥羽から初代綾部藩主としてやって来た九鬼隆季によって伝えられた踊りが原型だとされている。 特徴は、力強く踏む足拍子のほか、踊る姿勢が全体的に前かがみであること。 手振りや足運びは、農民が年貢米を高台に建つ陣屋へ運ぶ姿を表しているという説もある。 囃(はや)し言葉は 「ヤシトコ、 ヤシトコセ」 写真入りで踊り方を解説 (1)両足をそろえ、手の平を上に向けて立つ (2)右足を1歩右側へ踏み出す (3)手の甲を上にして左足を出す (4)右足で1回、足拍子をする (5)両足をそろえ、手拍子を2回打ち鳴らす (6)左足を1歩、左側に出す (7)右足を1歩前に出す (8)右足を軸に向きを変え、両足をそろえて1回手拍子する |
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西町アイタウンが通行止めされて主会場 | 四方八洲男綾部市長の激励の言葉 | 提灯の飾られたやぐらと、下に囃子方が2列に並ぶ。 民謡グループ「みやび会」の囃子に会わせて「綾部踊り」が始まった |
あやべ盆おどり大会うちわを貰った。あやべおどりの見物客に配っていた | あやべ盆おどり大会うちわ裏面 綾部の地酒「綾小町」 若宮酒造のPRが入っている |
やぐらの上にも囃子方と歌い手 | あやべおどり出場連の受付 | あやべ盆おどり風景 | ||
あやべの繁華街、西町アイタウンの南北の通り2区画を遮断して、東西に通る広小路−市役所前通りの西町交差点も遮断。中央に「あやべおどり」の「やぐら」と「はやしかた」を置き、通りの中心に「あんどん」を並べて、参加した18連が、その両側を「あやべおどり」をおどり周回する。見物客は両側のアーケード歩道から見る。床几を並べた観覧席もあり、松寿苑など高齢者の団体参加も見られた。 会場のアイタウン通り中央に並べられた58個の「あんどん」は、綾部小学校の児童の絵を大本通り商店街の方が制作されたものと云う |
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あやべ盆おどり風景 | ||||
あやべ盆おどり風景 | ||||
あやべ盆おどり風景 | 太鼓で拍子を取る人を中に踊りの連がつづく 子どもの参加もちらほら | |||
車いすに乗り参加の人も手振りでしっかり綾部踊り | お茶の接待所も踊りの傍らに | あやべ盆おどり風景 | ||
http://city-news.ayabe.ne.jp/ayabeodori/ayabeodori_top.htm 「綾部踊り」踊ってみませんか あやべ市民新聞 on web記事より引用−− 綾部踊りは寛永10年 (1633)、 に、 綾部藩主として九鬼隆季が鳥羽から来綾した際、 鳥羽の隣にある伊勢で流行していた有名な松阪踊りが 「松阪くずし」 として綾部に移入されたと伝えられている。 だが、 それ以前から綾部にあった踊りの手振りも残り、 特色のある踊りになったようだ。 「ヤシトコセ」 の文句があることからヤシトコ踊りとも伝えられている綾部踊りの音頭は 「口説き」 と 「甚句(じんく)」 の2種類があり、 踊りの手振りもわずかに違う。 甚句には、 平和塔や綾部大橋、 水無月、 蚕の都といった綾部の名所や郷土色豊かな歌詞が盛り込まれている。 一方、 口説きの音頭は節ごとに最後の5文字を繰り返すという珍しい方式になっている。 口説きの歌詞は本来、 江戸時代中期に作られた 「鈴木主水」 などの物語を数時間かけて歌い、 踊っていた。 だが、 それでは時間が掛かりすぎることもあり、 今は全く別の歌詞が付けられているという。 踊りの動作は7つの足の動きを繰り返すという単純で素朴なものだが、 「トン」 と力強く大地を踏む足拍子が特徴。 胸の高さで物をささげるような手ぶりがあるのは、 九鬼陣屋が高台にあって農民が米蔵に収める年貢米の俵を両手でささげるようにして急な坂道を登る姿を象徴しているという説もある。 音頭取りの歌と囃子の合の手、 太鼓や三味線の鳴り物に合わせて人々が踊る。 荻野会長によると、 三味線が取り入れられたのは昭和54年からで、 それまでは太鼓だけだったそうだ。 |
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あやべ盆おどり風景 | 提灯で飾られたやぐらの中、歌い手と囃子方四人で | あやべ盆おどり風景 | ||
「綾部踊り」踊ってみませんか あやべ市民新聞 on web記事より引用−− 綾部踊り保存会は、 昭和21年ごろから綾部踊りを楽しんでいた市民グループのいくつかが一つになって出来た。 現在の会員は35人で、 この踊りを多くの市民に伝えようとの思いで活動している。 主な活動はイベントへの参加と市民への指導。 5月の丹の国まつりから11月の文化祭まで、 市内で開かれる各種行事に出演して踊りを披露しているほか、 5年ほど前からは子どもたちへの指導に力を入れるようになった。 踊りが最も盛んだった昭和50年代、 JR綾部駅前で開かれた納涼大会の会場には3階建ての櫓(やぐら)が組まれ、 2千人もの市民が踊りを楽しんだこともあった。 だが 「最近の祭りはカラオケが主流になり、 盆踊りをする所が少なくなった」 と荻野会長。 それでも、 毎年8月に開かれる 「あやべ盆踊り大会」 には約600人が参加する。 荻野会長は 「将来、 だれかが引き継いでくれることを願い、 地道に活動を続けていきたい」 と話している。 |
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あやべ盆おどり風景 | 四方八洲男綾部市長も綾部踊りの連に入り踊っていられる | あやべ盆おどり風景 | ||
あやべ盆おどり風景 |