伏見稲荷大社 文化財研修記

  伏見稲荷大社 本殿前にて
バス1・2号車:84名 SKYガイド:木村彰男、馬場茂氏、バスガイド2名
全員で90名近い大人数の集合記念写真を、バックの背の高い建造物(文化財)と一緒に撮る。人物を撮るだけ、あるいは建造物を撮るだけなら簡単だが、カメラの焦点に入っていない人物にピントと露出を合わせ、三脚で構図を決定して撮影する。
どうしても建造物との遠近があり、明度の差がある。人物は画面の下部1/3にしかならない。並んだ人々をどのように大きく撮るかの工夫がつかめない。広角28mm。   
         
賑わう伏見稲荷楼門   楼門を守る左大臣   楼門を守る右大臣   東丸神社   本殿に参拝  
  伏見稲荷大社 
稲荷大神は元々五穀をはじめとする全ての食物・蚕桑のことをつかさどる神として信仰されていた。平安期に至って、東寺の鎮守とされてより朝野の尊崇をあつめ、宇迦之(うかの)御魂(みたまの)大神(おおかみ)(下社・中央座)、佐田彦(さたひこの)大神(おおかみ)(中社・北座)、大官能売(おおみやのめ)大神(おおかみ)(上社・南座)を主神として祀り、田中(たなか)大神(おおかみ)(田中社・最北座)、四(しの)大神(おおかみ)(四大神・最南座)を合祀する。全国四万社余の稲荷神社の総社で、和銅四年(711)秦伊(はたのい)呂(ろ)具(ぐ)が三社を祀ったのを起源とすると云う。
平安時代には「延喜式」明神天社に列し、天慶五年(942)には正一位が与えられている。
本殿(国重文)は明応三年(1494)の建立で、五間社流造桧皮葺、前方に内拝殿(神饌所)を持つ稲荷造りである。本殿右手の御茶屋(国重文)などもある。大社後方の稲荷山の「お山めぐり」は4キロメートルもあり、とても我々には行く時間がないが、手前の壮観な「千本鳥居」は見て頂きます。
  
         
 本殿に参拝の会員 構内敷地約27万坪もある伏見稲荷大社をバス毎の2班に分かれ、SKYガイドさんの案内で歩く 朱色の鳥居が各所に建っている。何千ものおみくじをくくりつけた台もある。    構内小社が並んでいる
         
 次の社に向かう一行 SKYガイドさんの旗について石段を登る 千本稲荷という、朱色の鳥居が林立している所をくぐっていく   林立する朱色の鳥居の間に、石の鳥居が立っている   先方に2つに分かれ並んだ鳥居が見える。
いつも拝見している「Doblog:乙姫神社 by 柚木雅妃(ゆずきみやび)様のTOP写真」と同じところ?だと思いながら通り過ぎる
千本稲荷 伏見稲荷大社   
         
赤い林立する鳥居の中を行く。やっと先方に出口の光が見える   林立する千本鳥居のトンネルを抜けると広場があり、参拝者で賑わう拝殿があった   SKYガイドさんの旗について歩いてきた一行   拝殿に参拝   裏手に回ると奥の神殿の参拝所か  
おもかるいし 伏見稲荷大社    
  おもかるいし
丸い石が2ヶ胸の高さに供えてある。2列に並んだ人が順番に持ち上げている。
石を持ち上げてみて、自分の予想したよりも重く感じた人。予想したよりも軽く感じた人。それでその人の健康を占うのだそうだ  
     
丸い石を慎重に持ち上げている おもかる石  おもかった? それとも かるかった?   
千本鳥居 伏見稲荷大社   
      この千本鳥居の中で迷い
直進してとんでもない所まで行って外に出てしまい、集合に遅れ、ガイドさんが捜しに(迎えに)行かれた。

迷った本人は「きつねに化かされた」と云っておられた 
 
ふたたび千本稲荷に到着した時の千本鳥居の出口、右側に立つ大きな鳥居をくぐり、林立する千本鳥居のトンネルを歩く   林立する鳥居の中を通っていく   途中で右の降りの千本鳥居に入り帰り道に出た      
稲荷キツネ 伏見稲荷大社   稲荷神社には「キツネ」さんが使い神  千本鳥居を通り抜け外に出ると、たくさんの「イナリ・キツネ」が出迎えてくれた。
         
宝蔵の鍵を咥えている   お米の稔った稲穂を咥えている「稲荷狐   免許皆伝の巻物を咥えている
イナリ・キツネ
 
本殿前のキツネ(左)
 宝玉を咥えている
 
本殿前のキツネ(右)
 巻物を咥えている
 
門前町 ・ 土産店 ・ いなりずし  伏見稲荷大社     
         
大型バス駐車場から稲荷大社まで商店街を通っていく   赤い大鳥居をくぐると広い参道の先に、稲荷大社の本殿境内が見える。年末年始の初詣がしのばれる   伏見稲荷大社   門前町には沢山の土産店が並んでいる。赤い鳥居やキツネノ置物など稲荷大社所縁の品揃え
         
稲荷大社所縁の品揃え   稲荷寿司をセットにした食べ物が並ぶ   すずめのヤキトリも名物だとか・・   稲荷ずしセット   キツネせんべい  
  見学が終わると甘党の私は、必ずソフトクリームを舐める習性にしている。しかしこの多くの土産店が並ぶ門前町の何処にも、ソフトクリームが売られていなかった。宇治茶ソフト?ならぬ「イナリ・ソフト」位は期待していたが・・・。 結局バス停まで戻り、一軒出ていた喫茶店でソフトクリームを見つけ飛びついた。  
 バス停に戻り予定時間になっても、1ー2号車の内の一人が戻ってこられない。駐車場の係りの方も大社本部に連絡していただき、役員も手分けして探しに出る。40分程して無事帰ってこられた。千本鳥居のトンネル迷路の中で、全く違う方角に向かわれ他所に出てしまい、やっと戻ってこれたとのことでヤレヤレであった。この方は前にも稲荷大社に来た経験者てあり油断大敵の好例。      
         
 稲荷大社駅