2008 上林川まつり

渡し舟
       
快晴の今日は「この数週間ブログに記載してきた由良川下り」とこの「上林川まつり」が同日に行われる。
渡し船に乗られる四方八洲男綾部市長一行  
対岸の広い河原が「上林川まつり」の会場。鯉のぼりが吊られたラインの真下に「渡し船」が往復している。ワイヤーが張られ、その両側を舟が往復する。舟の前後につけられた綱を引っ張り往復する仕組み。渡し賃100円   小さな渡し船には6人ぐらい乗れそう。すぐ上流と下流に井関が設けられているので、この辺りは殆ど静水面になっている   対岸から見た風景。大勢の乗客が待っている   舟乗り場の上に府道1号線:綾部ー若狭の上林街道がある。川下に橋が架かり、車や歩行ででも対岸の会場に行ける  
オープニング・セレモニー
 
       
川端勇夫実行委員長(口上林地区連合自治会長)歓迎あいさつ   四方八洲男綾部市長あいさつ
水源の里(限界集落)問題の最近の進捗について、上林川を美しくする会による草刈りの奉仕作業で、清流を守ってもらっていることへの地域市民への感謝、この祭りの盛大さが「安全・安心の町づくり」を進めている・・などと話された  
京都府中丹振興局あいさつ
地域の住民の皆様と一緒に「上林川を美しくする会」の活動に取り組んで・・・  
 来賓席の一同 開会式に集まった参加者  
るんびに太鼓演奏
 
       
近くに「るんびに学園」の福祉施設があり、そこの生徒さん達が演奏
るんびに太鼓として名声を博している  
 るんびに学園」の生徒による力強い「るんびに太鼓」演奏 熱心な聴衆の方たち    
川遊び風景
 
       
カンカン照りで暑いので、子供たちは早速川に入り水遊び    
         
カンカン照りで暑いので、子供たちは早速川に入り水遊び
自治会名物模擬店
  自治会名物の模擬店:各自治会名物 あゆの塩焼き、鹿肉のから揚げ、たこ焼き、かやく御飯、鮎めし、焼きそば、へしこ寿司、カレーライス、かき氷り、アイスクリーム、その他盛りだくさん
簀の子張りの涼しい屋台店が建てられ並んでいる。テントよりも雰囲気が盛り上がる  
     
 賑わう自治会名物の模擬店   
         
元気老人 武吉町グータラ・クラブ 「ぐーたら・バーガー」
口上林地区の自治会、地区内に施設を持つ福祉団体などが、手作りで屋台店を出している  
串に刺した大型の鮎が美味しく焼けている。 一本500円
あゆめし」「鹿肉の串焼き」なども美味しい  
賑わう自治会名物の模擬店  川まつり実行委員会 魚つかみ券販売所も賑わっている
さかなつかみ: あゆ:500匹、うなぎ:100匹放流
さかなつかみ入場料:中学生以上:1000円、小学生:300円、幼児:無料

第1回目 午前11時00分〜午前11時45分
第2回目 午後1時00分〜午後1時45分
ヨーヨー釣り
 
    ソーラ鍋
 
 
川まつり会場の河原で、渡し船に近い方にも一群の簀の子張りの建物が設営されている。「ヨーヨ釣り」「恐竜の卵」などの案内が立っている   ヨーヨー釣り、 綾部市環境市民会議、一般休憩所、来賓休憩所など   太陽光を集めてソラ豆、ソーセージを茹でている。ソーラ鍋実演中
綾部市環境市民会議のボランティア
マンドリン演奏
 
      綾部市環境市民会議のコーナー
地球温暖化や生ゴミ処理、天ぷら油の回収などたくさんの資料が展示されている
福知山マンドリン・クラブのメンバーによるマンドリン演奏の軽快な音楽が会場に流れる 一般休憩所、来賓休憩所も立てられている     上下の仕切りの金網に集まり脱出を試みるうなぎ
今年の土用は、中国産のうなぎの産地偽装が大問題となり、国産のうなぎが高値で、「土用ウナギ」の食習慣に変化が起きそうだと報道されている
うなぎ
 さかなつかみの「うなぎ」が放された。生きの良いうなぎが泳ぎ回っている。
さかなつかみ: あゆ:500匹、うなぎ:100匹放流
さかなつかみ入場料:中学生以上:1000円、小学生:300円、幼児:無料
第1回目 午前11時00分〜午前11時45分
第2回目 午後1時00分〜午後1時45分
川端連合自治会長さまに聞くと、圧倒的に子ども向けの行事で、サカナ代に沢山の予算が必要だとのことであった    
 
大きな石の蔭に集まり隠れるうなぎ  
さかなつかみ
 
       
子供たちの待望の「魚つかみ」が始まった。河原に本流に沿って浅い細い川が作られ、本流から分かれた水が流れている。低い周囲の土手から出入りが自由になる。上流側には土路が作られ、下流側には板橋が渡されている。
細い小川の真ん中を金網で二分して、上流側に「あゆ」、下流側に「うなぎ」が放流されている。子供たちは、川に入り、魚を追い、素手で捕まえ、袋に入れる     
 魚つかみのルール
<時間>
1回目 午前11時00分〜午前11時45分
2回目 午後1時00分〜午後1時45分
<料金>
大人(中学生以上)1000円
小学生 300円
幼児 無料
本部のテントで受付しています。
<ルール>
1回につき、1人 あゆ3匹、うなぎ1匹以内
魚は必ず素手(すで)でつかんでください
手袋(てぶくろ)・網(あみ)の使用(しよう)は禁止(きんし)です
・受付(うけつけ)で渡(わた)す袋(ふくろ)以外(いがい)は使用(しよう)しないでください。
裸足(はだし)での入場(にゅうじょう)は、しないようにお願いします
・監視員(かんしいん)の指示(しじ)にしたがってください。
ケガのないように注意してください    
 子どもたちで混雑する「さかなつかみ」 親も回りの土手の上から、また一緒に袋をもって入って協力している。「あゆ」も素手で捕まえるのは、なかなか難しそうだ    さかなつかみに興じる子供たち
あゆ」を放流した小川の最上流は土道で仕切られ、水は魚が逃げないように網を張ったパイプで流し込まれている。そのパイプ付近に逃げ込んだを捕まえる子どもたち  
     「あゆ」と「うなぎ」の放流は、この金網で仕切られている。どちらの魚をとるのも自由。午前と午後の2回に分けて行われるので、ルールで決められた「うなぎ:1匹、あゆ:3匹」以内なら好きな方で「さかなつかみ」を楽しめる。
  
さかなつかみに興じる子供たち
 さかなつかみに興じる子供たち
         
さかなつかみに興じる子供たち    水の中を逃げ回る「あゆ」を追って、さかなつかみに興じる子供たち
 かなり広い水面を逃げ回る魚を素手で追うのは大変。素手で魚を掴まず、袋の口を広げてすくおうとする風景も見られる。しかし二匹目は獲った魚が逃げるので、この方法は出来ない。
<ルール>
・1回につき、1人 あゆ3匹、うなぎ1匹以内
・魚は必ず素手(すで)でつかんでください。
・手袋(てぶくろ)・網(あみ)の使用(しよう)は禁止(きんし)です。
   
   
 さかなつかみに興じる子供たち
         
さかなつかみに興じる子供たち  ワイヤーに吊られた鯉のぼりが川を渉り一列に翻る下で行われる、「さかなつかみ」会場風景   混雑する「さかなつかみ」会場の下流側は板の橋が渡されている   となりの川まつり」の記念撮影用看板もある。顔を写す穴が二つ開けられている   さかなつかみの一回目も終わり水切り遊びの競技場に来て練習をする子供たち
水きり遊び
 子どもの頃が懐かしい「水切り遊び」 自宅の側に池があり、平らな石を探して友達と競った想い出がある。平らな石なら何回も水面を跳ねさせられる。しかしかなり丸みのある石でも、友人と競い合って水を切らせた(跳ね)思い出もある   
     
自治会対抗の受付    下手投げで水を切らせる
水きり遊び大会のルール:   ・選手は各自治会から2名の参加とする。
・参加する選手の方は、事前に投げる石を準備しておくこと。
投げる石は会場にある石(自然石)を見つけ、一人三個までとする。
投げる石を平らにしたり削ったりしないこと(自然のまま)
・投げる石の大きさは自由であるが、他人に迷惑のかからないこととする。
・投げるときは十分に周囲を確認し、安全であることを確認すること。
・競技役員の指示に従うこと。
・練習については指定された場所以外では絶対にしないこと。
・エガのないよう十分注意すること。
・得点について
・競技審査員 3名
水面を滑る回数と波紋の美しさを競う
口上林川祭り水きり倶楽部    
口上林の自治会対抗で各2名の選手により競われる。川の上に対岸まで2本のロープが張ってあり、河原で拾った3個の自然石を投げる。何回も綺麗に水を切り、波紋を残しながら、初めは大きなステップで跳ねるが、次第にステップが小さくなり、対岸近くまで飛んでいき消える(沈む)。10回以上も跳ねるのもある。
 上手く投げると波紋がきれい。二本のロープからそれて出てしまうもの。跳ねさせるのに失敗するものなど、綺麗に水を切らせるのはかなり難しい  
      エバー・アフター」のタイトルで、「童話のシンデレラ物語」は「フランス王室の実話だった」と云う青春DVDがある。
 フランス皇太子がスペイン王女との政略結婚を迫まれ拒否、数日間で愛する伴侶を見つけるはめになる。
 避暑地を流れる川岸でレオナルド・ダ・ヴィンチ水上歩行靴を用意する傍らで、王子が川に石を投げて「水切り遊び」をしている。
 ダビンチと交わす「運命の人との出会い」を問う会話が面白い。このあとダビンチ水上歩行靴を試して川を闊歩中に、水浴びをする天使(ヒロイン)と遭遇、継母と義姉に虐げられている誇り高きヒロイン(使用人を助けるため貴族と偽っている)と王子と3度目の再会が運命づけられる    
村々の代表選手には大人も子どももいる。オヤジさんも自慢の腕を披露する。
ルールの看板に「口上林川祭り水きり倶楽部」とあるのが面白 
2本平行に張られたロープの間を、投げられた石が水を切りながら、いくつも綺麗な波紋を残して対岸に跳ねていく  
夏雲を映す川面
 帰りは渡し舟に乗らず、簀の子張りの模擬店が並ぶ後ろの堤防を上がり、下流に架かる橋を渡った。橋の上から下流を見ると井関があり、上流の井関と、この井関に鋏まれた静水面が広がり夏雲を映し出していた。
河原の川まつり会場は、カンカン照りで暑く、暖房完備とジョークが交わされていたが、この夏雲を映す風景に涼しさを感じた   
 この橋を渡ると渡し舟に乗らなくても河原まで車が入れる。地元の人が利用していた。
ただ上流に車を走らしても、登り下りの激しい狭い車道が続き、河原に出るようなところがなさそう。上の橋まではかなりの距離がある   
 
 
      漁場クリーンアップ活動
祖先より預けられし上林川 清き流れを 孫らに伝えん
上林漁業協同組合  
 
さかなつかみ」の行われる小川と上林川本流への出口。大勢の子どもが水遊びをしている。右手の集団が「水切りあそび競技」の選手たち      
上林十倉交差点周辺の遊漁店
口上林川まつり会場に入る十倉交差点は、福井県に通じる上林ー若狭街道(府道1号線)と交差して黒石峠を越して綾部ー舞鶴街道(R27号線)に出る、反対側は上林川の蛇行に沿って武吉、佃町、忠町に至る(和知町へ越える犬越峠は未通)の要衝にある。
上林街道沿線の各所に遊漁店が散在しているが、この交差点周辺は多い    
     
遊漁券販売所 天然活鮎 おとりあゆ の看板が立つ御食事どころ   がまかつ、天然おとりあゆ、天然鮎唐揚げ、鮎の駅 などと書かれた食事処    
記念公園
 
       
車をこの小さな記念公園においた。奧に小さな記念碑が2つ建てられている   簡易水道事業 農業集落排水事業 竣工記念碑   京都府営口上林地区圃場整備事業 完成記念碑