富山県立近代美術館 富山市科学博物館
富山県立近代美術館![]() 季節のうつりかわりを、12枚の小さな作品として描きました。 この2つの作品は「3:自然からのおくりもの」のコーナーにあります ![]() |
![]() フランスの画家、ルノワールが描いた子ども。 金色の首かざりが光っています。 フランスでは、“神様が守ってくれるように”という願いをこめて、子どもに金の首かざりをおくることがあるそうです。 子どもは、そんなやさしく見守る人たちの「きもち」につつまれて幸せそうです。 カタチがある首かざり、カタチのない「きもち」。どちらもすてきな「おくりもの」。 わたしたちのまわりには、いろんな「おくりもの」があるのです。 ピエール=オーギュスト・ルノワール 「子どもとリンゴ」 AIGスター生命保険株式会社所蔵 |
![]() 花が咲く、実がなる、雨がふる。 そして、季節のうつりかわりはわたしたちを楽しませてくれます。 自然には、「おくりもの」がいっぱいあります。 野見山暁治「みくりが池」1979年 立山にある「みくりが池」。空の青、深い緑の水面、 池にうかんだ氷は、時間とともに形を変えます。 風景がうごきだしそうですね。 立山のミクリガ池温泉ホテルに泊まり、ミクリガ池を心行くまで眺めてきたあとで、この野見山暁治「みくりが池」の絵を見たので、印象がひときわ深かった |
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![]() 2007年6月23日(土)~8月26日(日) 富山県立近代美術館 「おくりもの」ということばから、私たちは何を連想するでしょう。たとえば、誕生日や記念日の贈物、旅先で見つけたお土産などが思い浮かびますが、いずれも大切な相手への祝福や感謝を託して伝えるものであり、そこには相手が喜ぶ顔が見たいという気持ちもこめられています。また、このような形あるモノばかりでなく、生命の誕生、自然からのめぐみ、そして作家からのメッセージがこめられた作品などその解釈はさまざまです。こうして見回せば、私たちのまわりは、様々な「おくりもの」で満ちていることに気がつきます。この展覧会は、国内の美術館や所蔵家からの出品による優れた近現代の美術作品と、当館の収蔵作品をあわせた絵画・彫刻・版画など約80点を通して、このように私たちの身近にある「おくりもの」を見つけ出そうとするものです。 会場では、「おくりもの」をキーワードとした6つのテーマを通して、作品の世界を紹介します。また、常設展示の一部でも「おくりもの」をテーマとした展示をおこないます。数々の作品の魅力にふれるとともに、様々な「おくりもの」を発見する機会となることを願っています |
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富山市科学博物館![]() |
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ナウマンゾウ生体模型 このナウマンゾウは、最も大きなオスを復元しています。肩までの高さは約3mもあり、氷期にも生息していたことから、長い毛を生やしていたと考えられます。富山県では富山市長川原(旧大沢野町)から臼歯や骨片化石、南栃市祖山(旧平村)から臼歯が発見されています。監修 京都大学名誉教授 亀井節夫氏 |
ナウマンゾウの骨格 このナウマンゾウの骨格は、頭部が千葉県成田市から、その他は、北海道幕別町忠類から発見されたものを参考に作られています。 ナウマンゾウの名前は、1875年に来日し東京大学地質学教室の教授を務めたドイツ人のエドムント・ナウマンにちなんで付けられました |
入善沖の海底林 入善沖の海面下20mの海底に根を張った状態で発見されたカエデの樹根です。海面下20~40mで発見された樹幹の生きていた年代は、8000年~10,000年前です。氷期に海水面が低かったことを直接示す証拠です |
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![]() アニメのキャラは、この恐竜と同族のようだが、もっと優しい顔にされていた |
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胴体の太い尾っぽは、アニメと同じ | これは何だろう? | |||
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![]() 以前にNHKの朝ドラで、この「富山市科学文化センター」が建設され、赴任した女性研究員が、魚津の蜃気楼の研究者であり、行方不明の母親が、すぐ近くの越州村(エッシュウムラ)で飲み屋をやっていて出会いがある。という、そんな設定で「朝ドラ」があった。 最近「富山市科学博物館」と改名してリニュ-アル・オ-プンされたので、蜃気楼関係の展示が見あたらず、受付で訪ねると、研究員の方が来られて案内して貰った。 以前は、プラネタリウムでも魚津の蜃気楼の映写があったが、今回はプラネタリウムを見る時間がとれなかった |
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展示もたくさん並んでいる |