能勢妙見山参拝

 綾部市観光協会、綾部大本協賛会の一行45名と大本亀岡天恩郷参拝の後、ガレリア亀岡で昼食をとり、雨が降り出す中を能勢妙見山にやってきた。
 
能勢妙見山の地図 
以前、この亀岡からの能勢越えの道は、大阪出張の時に通る通い慣れたルートであったが、時には冬場の雪道の場合もあり、結構厳しいカーブのある峠越えであった。大阪直通の国道173号線の陸橋やトンネルが完成し、ほぼ開通してからは全く通らない道になってしまい、数十年ぶりの懐かしい道の風景を楽しんだ     
   
 参道わきに沢山ある神馬像
  能勢妙見山開基 能勢頼次公の銅像
縁起
日蓮宗関西随一の霊場として広く知られる能勢妙見山。旧領主能勢家の鼻祖鎖守府将軍源満仲公(清和天皇の御子経基王の嫡子)が家鎮として、鎮宅霊符神をまつられたことにはじまるとされています。
二十三代頼次公は深く寂照院日乾上人に帰依し、法華経を信仰。慶長の頃、領内の寺檀を改宗させ、日乾上人の勧請によって妙見大菩薩として当山にまつり、今日に至っています。明治維新の勝海舟も、棋士坂田三吉もこの山を心の依りどころとしていました。学問、五穀豊饒、心願成就を願う参詣の人々は今日も絶えません
   
 
降る雨の中を傘を差して参道を登る  
         
参道を上り詰めると狭い平地になり山門がある   日蓮上人銅像   能勢妙見山境内    祖師堂  
  能勢妙見山本殿
元禄5年の記録では当初は小規模なものとされています。慶長10年能勢頼次公による最初の改築後、天明7年能勢頼直公の本願、明治28年の再興により現在に至ります。北辰妙見大菩薩が安置されています
  
     
能勢妙見山本殿   参拝する同行の方々  側にも小さなお堂があり参拝  
     巨大な御神木が二本立っている。 境内一帯は「妙見山のぶな林」として大阪府指定天然記念物に指定されています    
能勢妙見山の扁額が並べて掛けられている   能勢妙見山境内を通り抜け反対側の参道を下る