2004-6 釣り行楽日(宮津海洋つり場、宮津湾漁港、栗田田井、舞鶴白杉、音海)

2004  パソコン仲間と釣りに(舞鶴内浦湾音海)  
         
日頃からパソコンの技術的な情報をやりとりしている友人と魚釣りに行きました。
上林を抜けて若狭に出、原発を前景に青葉山を正面に見上げる、内浦湾音海防波堤  
真夏の釣りで、ともかく暑かった。15cmくらいの小アジが釣れること。小さな籠にオキアミを入れて釣る、サビキ釣り。海に入れた瞬間に魚が、どかんと押し寄せてきて、1度に3匹も釣れることもある状況で大漁でした   こちらの写真は、若狭音海の海岸で撮ったスナップ・ショット。
暑かった夏とも、もう9月お別れです
山の下調べから海へ
府道1号線福井県境の「永谷坂峠」取材・「△妻谷尾」登山口調査、ついでに足を伸ばして若狭和田海水浴場に海(人出)を見に行きました。府道への出口手前に、近畿自然歩道の標柱が前に立つ「かんばやし・の」という、ラ−メン・手打ちそばの家がありましたので食べに入り、ついでに自然歩道のことを聞いて見ましたが、全く何の情報も得られませんでした
2005 栗田湾(田井)で魚釣り  8月に戻ったような猛暑の中、早朝6時出発で、Tさんと魚釣りに出かけた。物部を通り、大江町に出て、昨年の台風でバスの屋根に登って全員がかろうじて生還した由良川河畔を通り、丹後由良に出てコンビニで昼食弁当を購入(お箸が一人分しか入っておらず大変困った)、餌は栗田湾に出る所で購入、栗田半島を横切って宮津湾に出た
 入場料千円の「釣り公園」が出来ていると言うので、宮津火力発電所まで走り探したが判らず、結局引き返して、宮津海洋センタ−の前を通り、橋立ホテルの対岸、海岸道路の終点に車を止め、堰堤に上がった
 用意したのは、「あじ」の「サビキ釣り」で、小さなかごに「オキアミ」を入れ、「サビキ針」という、7本ぐらい釣り針の連なった仕掛け糸の先端につける。かごには底に錘がつていて、海に入れると沈み、かごのオキアミを撒き散らす。釣り針には餌をつけないが、疑似餌風のビニ−ル?片が付いており、魚はこれを食べて掛かったり、また針の数が多いので、頭や背中に針がささり釣り上げられる
 かごを海面に投げ込むと、数千匹の魚の大群が我先にと押し寄せてくる。かごが沈む間もなく釣れまくる。入れ食いと云う?のだろうか。「あじ」だけでなく、「グレの子」「石鯛の子」「すずめ鯛の子」「カワハギの子」「ふぐの子」「アイナメの子」などが、一緒に泳いでいて釣れる
         
 もうすでに大勢の釣り客が思い思いに釣りの最中だった   子供もいる   入れ食いの状態 
  釣り針は、あじが小さいので6号を使った。かごを海に入れるやいなや釣れてしまうので大忙しである。魚が釣れると、かごはそれ以上底へは沈まないので、リ−ルを巻き上げて手元に引き上げる
  しかし、かごが沈むまでに魚が掛からなければ、餌かごを、ぐいっと少し竿を上げて引き上げから元に戻す。かごが沈むときに餌が、かごから撒き散らされるので、魚がかかる。 堰堤の両側とも良く釣れた
  Tさんは、「あじ」以外の魚を釣るべしで、「カワハギ」用の、傘状になった針を持ち出した。輪になった針の下に餌かごをつけ、魚が傘の上に近づいたら、ぐいっとしゃくり上げ引っかけようと云う釣り方である。「石鯛」「カワハギ」「グレの子」をずいぶん沢山釣られた。私も同じ仕掛けをして釣ってみたが、成果なし。竿の穂先の堅さを変えてみたがやはり駄目。魚が寄ったときの見極めと、しゃくり上げのやり方に、こつがあるようだ。
 Tさんは、「あじ」を餌にして泳がせて、「アオリイカ」の仕掛けで、小さかったが、「アオリイカ」も2匹とられた。私も試したが、やはり駄目だった。烏賊が来たのは、ほんの短時間だけで終わり、私が仕掛けをしたときはもういなくなっていたのだと思う。群れをなして湾内を周回してるのかも。
         
釣り風景   黄色い縞の魚  ふぐも釣れた 
 漁村風景が広がる。(田井集落:半島の反対側に宮津エネ研のある島影集落がある)険しい峠があり、夏場の海水浴客の車のすれ違いが不可能に近く、初心ドライバ−は、運転を代わって貰う難所である。現在は昨年の台風で通行止め。半島先端には灯台があるが、車道は通じていない。   
         
釣り人も大勢になってきた。日差しがきついので日焼け防止スタイルの人もいる。
本当に暑い  
漁村風景が広がる。田井集落  遠くに見えるのが、新しく建った「宮津橋立ホテル」。もう数年になる   漁網が干してある   堰堤の内部には、たくさんの漁船が係留されている  
         
宮津海洋センタ−が遠望出来る。子供連れで海の勉強に訪れるのに最適。色々な展示物や、体験学習のできる模型がある    子供づれのお父さん。子供の方が良く釣りそう。宮津湾に浮かぶ遠くの島が見え、まかなか風光明媚。釣り「筏」も2基、遠くの海上に浮かんでいる。時々漁船が通りかかる 釣りの成果。パレット一杯の「小あじ」本当はもっと取れるが、忙しいので飽きが来て適当にさぼる。また小さいのなどかなり逃がしてやる   「石鯛の子?」、黄色い縞が釣ったときは、もっと鮮明   「グレの子」:左下の真っ黒い魚。
「すずめ鯛の子」;左上の黒っぽい魚。
「カワハギ」:右端の茶色の魚。菱形の形をしている  
2006 釣り行楽日 宮津海洋つり場 
 久しぶりに所用のない(会合一つ欠席)土曜日、友人と「宮津海洋つり場」に行った。7時に出発して由良SPAで弁当を買い、栗田半島付け根の釣り具屋で餌を買う。宮津発電所構内に入ってしまった。道を聞き引き返すが判らず、結局道路中央に通行止めの立て札のある道がそうだった。(帰りには移動してあった)
宮津市にできた、手軽にチヌ釣りを楽しむことができる公共の海釣り場。40メートル四方の釣り桟橋は、同時に150人が釣りをできる大きさ。チヌ(黒鯛)、メバルなどの岩場の底物から、キスやアジ、イカ、カワハギも狙える。釣具や釣りエサのレンタルもあり、足場も良いので、準備なしの軽装で手軽に本格的な海釣りを楽しめるのが特徴である。お子さんに初めて海釣りを教えるには、特にお薦めのポイントです。釣り場の一番先端は、岸から120mの距離にもなります   
         
たくさんの釣り人がいる   風が強く鉄工構造なのに揺れを感じる。足下の簀の子の鉄板から吹き上げる風もきつい   天気が良いので暖かいが、下半身は冷え込む   アジがぼつぼつ連れる。水面までかなりあり、更に水深も深い   釣り場から並んで釣る  
  いきなり強い引きがづしりときた。そろそろとリ−ルを巻き上げる。大物だ!。水中に白いものが光る。友人に「網、網、あみを出して」と言う。とたんに白く光る魚体が見え、プツンと糸が切れ、逃げられてしまった。大きかった!
サビキ針の7号では所詮無理かも、針が分かれる枝糸の付け根から綺麗に切られていた。以前、この針でもボラの大物が釣れ網で上げることもある。今回は竿の選択を誤り釣り場と云うことで穂先のかなり太い竿、リ−ルも手入れ不足で今一ギクシャクしたものだった。やはりしっかりした準備が必要。例え釣り上げられなくてももう少し魚体の大きさなど確認できるまで楽しめたと思う    
      友人は餌を買った釣具屋で情報を聞き、チヌ釣りの仕掛けを準備して、サビキ釣りと竿を二本出しいる。一人で竿を三本まで使える規則のようだ。投げ釣りや撒き餌は禁止である。
しかし2時前まで見ていたが潮の加減が悪い日だったのか、一人も大物を釣り上げていなかった。アオリイカの仕掛けの人も駄目だったようである
 
 
子供の世話をしながら釣る。子供の方が沢山釣っているようだ サビキ釣りが多いが、浮子をつけて釣る人やアオリイカの仕掛けで釣っている人もいる   足場がしっかりしているが、こんな端まで行くと目が回りそうだ  
        陸地とつながる陸橋の上にも釣り人が並ぶ。網鉄板のデッキの中央通路には、ゴムが敷かれ雨天でも足が滑らないようになっている  
中央部は釣っている人が多く賑やかだ   私たちは釣り場の内側で釣った   対岸の山が見えて景色が良く気分爽快
  海面まで高いのでバケツで水が汲めない。しかし水道施設が設けられていて水が得られる。掃除の人も巡回して数人でゴミを集め清潔な釣り場になっている        
風が少しは治まったが釣れなくなった   昼寝をしている人もいる。デッキ・チェアも良いなと思う   ゴムボ−トの釣り人も見かけた  
釣り場の料金所、トイレもある。戸口に大物を釣り上げた子供達の写真がベタベタ張り出してあった。2時前に場所替えのため移動した。ここでの釣り果はアジ18匹、他の魚は全く釣れなかった  
         
波のしぶきが上がり赤い岩に砕け散る   テトラポッドに強風の波が散っている   釣り場の周辺の景色も素晴らしい   近くに魚っ知館(うぉっちかん)の一画が見える   釣り場の料金所、トイレもある 
宮津湾の漁港周辺  宮津つり場から近いところというので、宮津湾の漁港に移動した    
         
橋立ホテルの水上交通のマリ−ナが止めてある   釣り人もちらほら見かける。竿を出して釣りにかかったが全く魚の気配がなく、また移動することにした   対岸の砂利集積所付近   行幸にもやってある漁船、この付近で竿を出した   突堤  
栗田半島の田井
  宮津漁港での釣りは全く魚の気配がなく空振りに終わった。再び移動することになり宮津湾沿いに車を走らせ、海洋センタ−前を通り、栗田半島の田井に行く。
海岸道路はここで行き止まりになり、山を登る峠を越すと最初に行った栗田湾の発電所(魚っち館)に出られる。
サビキ籠にオキアミを入れ海に投げると、たちまち引きがあり、少し大きいグレ(石鯛の子)が釣れた。あわてて車に置いたク−ラ−を取りに戻る。友人のク−ラ−も運び釣りに専念した。サビキの餌かごにオキアミを入れ海に投げると、魚がわっと集まってきて騒ぐが、針に食いつかず魚体に引っかかり釣れる。
思いついて針に付け餌(蒸した小エビ)をしてみた。今度は針に食いついて良く釣れる。グレ、ベラ、カワハギ、アジが22匹の成果だった。
宮津つり場でも針に付け餌をすれば、もっと良かったのにと後の反省である   
         
海洋センタ−前を通り、栗田半島の田井に行く   対岸にリゾ−ト・マンションが立ち並んでいる   栗田半島の先端、道は付いていない   漁村が並ぶ海岸、夕日を浴びている   宮津方面の海岸、橋立ホテルが見える  
         
夕日が射して海が金色に輝く。釣り行楽日もこれで終わりだ   岸壁で夕日を浴びて釣りを楽しむ   突堤にはまだ釣り人の家族がいる   沖合を漁船が通る   半島先端の手前にある突堤。何時もはここまで行って釣る  
釣れた魚について    
         
今日の釣り行楽一日の成果:アジが21匹   グレ(メジナの子)、キュウセン(ベラの仲間)、ウマヅラハギ(カワハギの仲間):合計19匹   マアジ(アジ科)日本各地沿岸の沖合の中水層に住む。
小アジは岸壁からも釣れます。群れをなして回遊しているようです  
石鯛(イシダイ科)日本各地の岩礁域に住む   キュウセン(ベラ科):日本各地の内湾の岩礁域や砂地に住みます。
ベラと呼んでいましたがオスとメスで色が違うのですね。良くグレ、カワハギなどと一緒に群がって見えます  
 ふじもと様から「グレ」について、「石鯛の子」としたのは誤りでは?、石鯛の子は小さくてもしっかり分かる白黒の縦縞がある。「ツカヤの子」ではとのご指摘をいただきました。
グレ」について検索で調べると「メジナ:スズキ目メジナ科」と出ました、「グレ」は西日本の呼び名で沿岸で良く釣れる魚とのことです。
また福井県嶺南地方の地方名として「グレ・ツカエ・ツカヤ(嶺南)」と呼ぶようです
友人から「グレの子」と聞き覚えましたが、実際は、縞のない少し青みのかかる黒い魚、黒っぽいかなり縦縞のある魚(これが大多数)、今回は釣れませんでしたが明らかに「石鯛の子」とわかる魚、桜色の鯛のような魚(こちらも数種類ある)が混じって釣れます    
2006  舞鶴白杉埠頭の魚釣り  西舞鶴のトレトレセンタ−横の道を舞鶴湾の入り口に向かった「杉」の防波堤から釣りを楽しんだ。
 緑色の矢印の「白杉」と入れたところ。西舞鶴港東舞鶴港の合流地点になるのか、行き交う舟の往来が頻繁で、釣り風景と舟の写真を交互に紹介します
 西舞鶴の埠頭近くにあるトレトレセンタ−横の道を、北に向かってまっすぐ海岸側を走ると白杉に着く。駐車場が用意されており、釣り人が防波堤にずらりと並んで竿を出していた
 獲物は小さな鯛がつれた。かなり大きなグレ(メジナの子)も釣れた。サヨリも群がっていたが、サヨリ釣りの仕掛けは、私も友人も全くの成果なし。たまたま一匹だけサビキ釣りで引っかかった。友人は上手く合わせて、サビキ釣りで10匹ほど釣っていた
         
獲物は小さな鯛がつれた。例のごとくサビキ釣り、他の釣りも試みたが獲物なしだった    かなり大きなグレ(メジナの子)も釣れた。 釣り人が防波堤にずらりと並んで竿を出していた   防波堤は、かなりの長さがあり、陸側は船着き場の内海になっている   防波堤の内側でも大勢の釣り人が並んでいる  
 舞鶴湾の出入口近くにある白杉には、一年に1回は来るおきまりの釣り場である。夏時分には、投げ釣りで「キス釣」もできる。今日は「サヨリ釣」の仕掛けも持ってきたが全くの不発だった。近所の方が釣っていられるのを見ると、海の上に浮く寄せ餌を投げておられた。どうも「サビキ釣」の餌かごを投げ入れると、どっと押し寄せるので、「サヨリ釣」の小さな小出しの餌には見向きもしない。次からは寄せ餌も用意してこようと思った。また「アオリイカ」の仕掛けも用意していたが「アジ」が皆目釣れないので使わなかった    
         
 堰堤の幅は広いが、外海の側には高い波よけの立ち上がりがあり余り広くない。その上に上がって釣るか、腰高さの壁越しに釣るかであり、私は上がると怖いので長目の竿で上がらずに釣った ぎっしりと人が並んで思い思いの釣りを楽しんでいる バクダン釣」で小鯛を空振りなしで釣っておられる。やはり時々投げ餌をして魚を寄せておられるようだ。この決まった定点に何時も餌・仕掛けを投げ込むのが難しく私にはできない  
  白杉の防波堤の上で外海側と、漁船の船着き場にもなっている内海側との両側で釣り人が溢れているような感じで竿を「サビキ釣」「サヨリ釣」の2本を出した。友人も2本出していた。お昼になったので来るときに、舞鶴市入り口の釣具屋で餌を買い、隣のロ−ソンで弁当を買ったので広げた。駐車した場所まで手洗いついでにカメラを持って行き写真を撮った。戻ってみると仕掛けておいた「サビキ」が、魚に引っ張り回されて、友人の竿にからまり迷惑をかけていた。もう少しで竿ごと防波堤の上から海に引き落とされそうだったのを止めたとのこと。結局、針仕掛けを切って処理したが、友人が防波堤の下に潜り込むほどの大物が、かかっていたいたようだと云っていた。
         
白杉漁港防波堤からの釣り風景  釣り場風景 釣り場風景。外海側に並んで竿を出している  
         
内海側には漁船が、もやってある   家族連れで来ている人が多いようだ      
通りがかる船舶を写真に撮る     白杉の防波堤で魚を釣りながら舞鶴湾を往来する船を写真に撮った。舞鶴湾の出入り口になり、しかも舞鶴の西港と東港の分岐点になる位置で、ずいぶん沢山の漁船などが出入りしていた。海上を白波を蹴立てて軽快に疾走する船は、随分格好良く見える。
 舞鶴湾の出入り口にある「白杉」沖を出入りする快速船。時間的に見て早朝の出漁から帰る時間帯でもないのに頻繁に通行している。漁師にとっては陸を車で行くよりも海上交通の方が便利なのかも?
         
 白杉沖を出入りする漁船 対岸の大丹生にある舞鶴親海公園の展示館(船)と思われる?  白杉沖を出入りする快速船
         
 舞鶴湾の出入り口にある「白杉」沖を出入りする快速船や漁船    
         
  海上を軽快に疾走する船は、随分格好良く見える   
         
舞鶴湾入り口近くの漁村「白杉」の防波堤内湾側に、もやってある漁船。この船の間でも釣りをしている   道路側の船着き場から出向間際の漁船   道路際には船屋がづらりと並んでいる。どれにも船が入れられ空き家はあまりない   どの船も海水から上げて釣られている   釣りをしている防波堤の向こうに内海があり、それを囲んで道路側に船屋がある  
         
舞鶴港は関西経済圏の日本海側貿易・商用港なので、時々大きな商用船も通りがかる。この船は自動車運搬船のようだ。何処へ行くのだろう 船上に大きなクレ−ンデッキを2基、設置した大型船がとおる   小型船が軽快にとばしていく   大型船がゆっくりと舞鶴港から出航していく   快速船が多い  
         
最後に「白杉」の防波堤から撮った風景写真です   風景写真   遠くに巨大なコンビナ−トも見える   遠景です   山に囲まれた舞鶴湾内の海上風景です